太陽光発電に必要なシステム・機器類
太陽光発電に必要な機器は、発電パネル・接続箱・パワーコンディショナーの3つです。
また売電メーターや表示ユニットも必要となります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
太陽光発電の際に一番のポイントとなるのは、やはり発電パネルです。
受けた光を効率よく発電できれば、より効果的に電気を作ることが出来ます。
十分な屋根面積があれば、安価な発電パネルを使うことで当初の設置コストを減らすことも可能です。
発電パネルは、いろいろなメーカーが製品化しています。
住まいの作りと欲しい発電量に応じて、発電パネル(のメーカー)を選ぶことになります。
接続箱は、発電パネルとパワーコンディショナーをつなぐ部分です。
複数の発電パネルを接続して、作った電気をパワーコンディショナーに送ります。
つなぐ発電パネルの枚数や系統によって、適切な接続箱が必要となります。
パワーコンディショナーと一体になった接続箱もあります。
パワーコンディショナーは、発電パネルで発電した電気を家庭で使える電気に変換する装置です。
このパワーコンディショナーから家庭の分電盤(ブレーカーが付いている盤)に電気を供給することで、家庭内の電気として利用することが出来ます。
パワーコンディショナーは、電気を変換する時点で若干のロスが生じます。
メーカーによっては変換効率を高めた製品もあるので、太陽光発電のメーカー選びに迷ったら、比較のポイントとしても良いでしょう。
パワーコンディショナーと接続箱が一体になった製品は、設置場所をひとつ減らせることになります。
狭いスペースに設置する場合には、一体型のメーカーを採用することも考えましょう。
作った電気を売る為には、売電メーターが必要となります。
電力会社が設置するものですが、電気のメーターと同じくらいの設置スペースが必要です。
発電した電気の量などを見るためには、表示パネルも必要となります。
表示パネルは必須ではありませんが、どれくらい発電しているのかリアルタイムで確認する為には必須です。
白黒のシンプルな表示パネルからカラーの表示パネル、メーカーによってはテレビ表示が可能なものもあります。
太陽光発電の中で一番のポイントとなる発電パネルには、屋根一体型の製品と据え置き型の製品があります。
それぞれどんな特徴があるのか、確認してみましょう。