発電した電気の売電価格も約2倍に
太陽光発電システムで発電した電気は、設置した家庭で使うことが基本ですが、使い切れずに余った電気は電気会社に売ることが出来ます。
これを売電と呼びますが、現在はこの売電価格が電気を購入する価格の2倍くらいなので、非常にお得なのです。
平成22年度では1kWあたり平均48円程度で、電気を購入する際の平均24円の倍額となっています。
この上乗せ分に必要な費用は、電気を購入する全ての電気利用者の料金に上乗せされることになります。
つまり電気を使うより、作って売電した方がはるかに有利な状況なのです。
この売電価格は、毎年見直されることになっています。
太陽光発電システムが増えて、売電が多くなると売電価格も下がる予定です。
将来的には太陽光発電システムの価格も下がることが予想されていますが、売電価格が下がってしまうと設置費用の回収も難しくなる可能性があります。
そこであなたが太陽光発電を設置したいと考えているなら、早めの設置がお勧めです。
現在は売電価格が高いので設置費用を回収しやすい状態ですし、設置して10年間は固定の金額で余剰電力を買い取ってもらえます。
補助金なども含めて、10年で太陽光発電の設置費用を回収できる計画なら、10年を超えた分はそのままあなたの利益になるのです。