住宅金融支援機構による融資
住宅金融支援機構は、新築の住宅ローンを考える場合には検討することも多くなります。
しかし住宅金融支援機構を利用する場合は、太陽光発電を設置しても金利が下がったり、割増融資が可能になることは極めて稀です。
住宅金融支援機構を利用する場合、太陽光発電を設置した際に割増融資が行われるのは、住宅債券(つみたてくん)積立者や住宅積立郵便貯金積立者といった条件があり、さらにフラット35では利用できないという縛りがあります。
もちろんフラット35を利用して太陽光発電を設置した住まいが建てられないわけではありませんが、融資額の限度は普通の住まいを作る場合と同じとなるのです。
そこで住宅金融支援機構を利用して住まいに太陽光発電を設置したい場合は、融資の限度額に注意が必要となります。
住まい本体にかかる費用が高くなると、太陽光発電を設置するための費用が残らないことも考えられます。
そこで費用のバランスを考えた住まいづくりも必要となるのです。
では次に、銀行などによる融資について、ちょっと詳しくチェックしてみましょう。