銀行などによる融資
太陽光発電を設置する際に、銀行や信用金庫など民間の金融機関の融資を利用する場合は、新築ローンやリフォームローンを活用することになります。
融資額などは各金融機関により異なりますが、利用しやすさにおいては一番の融資先ともいえるでしょう。
銀行などの金融機関を利用して太陽光発電システムを設置したい場合は、金利が大きなポイントとなります。
特に新築ローンの中に組み込む場合、太陽光発電システムにかかった費用分の返済金額もかなり高くなってしまいがちです。
返済総額で太陽光発電による設置費用と電気代節約のシュミレーションを行うと、非常に不利となってしまうのです。
新築の住宅ローンを利用して太陽光発電を設置する場合は、金利が低い金融機関を選んで、出来るだけ短い返済期間に設定することが基本です。
そして太陽光発電にかかる費用は、自己資金として用意するのが理想的な利用法なのです。
既存の住まいに太陽光発電を設置したい場合は、リフォームローンを活用できます。
この際には、他の部分のリフォームと同時に行う場合は注意が必要となります。
1回のリフォームに必要な金額、つまりローンの金額が多くなれば、返済期間も長くなってしまいがちです。
そうなると新築同様に返済総額も多くなるので、太陽光発電を設置したことによる電気代節約分も減ってしまうことになります。
そこで太陽光発電設置の為にリフォームローンを利用する場合は、できるだけ短い返済期間に設定することがポイントなのです。
では次に、地方自治体による融資について、ちょっと詳しくチェックしてみましょう。