ニッコー 風力発電システムのメーカー
風力発電システムのメーカーであるニッコーは、プロペラ型の羽根を使った風力発電システムを作っています。
小型の製品は5枚羽根の個性的なタイプで、プロペラ式としては比較的弱めの風でも発電量を確保しています。
風力発電で発電した電気をバッテリーに蓄え、家庭で使える100Vの電気に変換して利用するシステムです。
小型の風力発電システムは太陽光発電を併用するシステムが標準で、1000Wクラスの本格的な風力発電システムは、バッテリーや太陽光発電は併用せず、余った電気は売電できます。
小型の風力発電機は5枚羽根、発電量は定格で62W、最大200w/sです。
しかし8m/sの風速で定格の62Wを発生し、使いやすいシステムといえそうです。
定格出力300Wの風力発電機はスタンダードな3枚羽根、こちらは9.5m/sの風速で定格の300W、最大で700Wの発電が可能です。
ただこの製品は一般家庭用の用途は、あまり考慮されていないようです。
さらに定格出力1000Wの風力発電機もあり、スタンダードな3枚羽根、定格風速が12m/sです。
風速8m/sで500Wの発電が可能なので、かなり効果が高い風力発電といえるでしょう。
ニッコーの特徴は、1000Wの本格的な家庭用風力発電システムです。
バッテリーを使用せず、発電した電気を直接家庭で使える電気に変換して使用するので、効率が高くバッテリーのメンテナンスが不要になります。
また余った電気は売電が可能なので、無駄もなくなります。
ニッコーには、より大きな家庭で使える風力発電機もありますが、羽根が回ることによる騒音や振動が気になりそうです。
そこで一般的な家庭では、1000Wのシステムが適切なバランスといえるでしょう。
メンテナンス費用を減らせるところも、大きな特徴の風力発電メーカーなのです。
風車の羽根の型式 | 定格発電量 | その他の特徴 |
---|---|---|
プロペラ型 | 62W−1000W | バッテリーレス、売電可能 |