ゼファー 2013 風力発電システムのメーカー
風力発電システムのメーカーであるゼファーは、良く見かけるプロペラ型の羽根を使った風力発電システムを作っています。
3枚羽根のスタンダードなタイプですが、羽根の形状には工夫を重ねていることが伺えます。
風力発電で発電した電気をバッテリーに蓄え、家庭で使える100Vの電気に変換して利用するシステムです。
またFITと呼ばれる、太陽光発電と同じように余った電気を固定価格で売電することが出来るシステムに対応した機器もあります。
ゼファーの製品は、風力発電単独タイプがメインになりました。
オブションで、太陽光発電や蓄電池と組み合わせることが出来ます。
FITに対応した風力発電機が、エアドルフィンGTOです。
定格発電量が585Wで、基準年間発電量が786kWhとなります。
風速2.5m/Sから発電開始なので、風が弱い地域では発電量が大幅に減ります。
本体は20kgとかなり軽量で、設置しやすいところもポイントです。
若干小型のタイプがエアドルフィンMark−ZeroとProです。
定格発電量は不明ですが風速11m/Sで674Wを発電、基準年間発電量が1,260kWhとなります。
一見エアドルフィンGTOよりも高性能に見えますが、実際の発電量は1割ほど低くなるようです。
風速2.5m/Sから発電開始なので、風が弱い地域では発電量が大幅に減ります。
本体は18kgとかなり軽量ですが、FIT未対応を考えると微妙かもしれません。
ゼファーの風力発電システムは、風が強めの地域に適しています。
風がある程度強ければ発電の効率は高いようで、風が強い地域では高い効果が期待できます。
低騒音化技術サイレント・ディスラプタ方式の採用で、閑静な住宅地にも設置しやすくなっています。
また瞬時であれば風速20m/sまで発電できる機能も備わり、より発電量を確保しやすくなります。
FIT対応の風力発電機を作っている、こだわりの風力発電システムメーカーといえそうです。
風車の羽根の型式 | 定格発電量 | その他の特徴 |
---|---|---|
プロペラ型 | 585W | 独立タイプ、売電可能 |