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地熱冷暖房の設置しやすい地域は

地熱冷暖房    太陽と自然活用のエコ住宅

 


地熱冷暖房



地熱冷暖房のポイント


設置しやすい地域は


地熱利用の住まいづくり


冷房効果を高める


暖房効果を高める


補助冷暖房の選び方


 

「太陽と自然活用のエコ住宅」では
太陽光や地熱などを利用する、
エコや省エネのポイントを紹介。

自然の力を上手に利用して、
快適な住まいの為に活用できる
情報を満載しています。

 

地熱冷暖房の設置しやすい地域は

地熱冷暖房には方式が幾つかあります。
それぞれ特徴があるので、各方式ごとに設置するのに適した地域があります。
そこで地熱冷暖房の方式ごとに、どんな地域が適するのかチェックしてみましょう。

まず地熱ヒートポンプ冷暖房は、冷房から暖房まで全体的に効果を発揮します。
冷房の方が効率が高いのは確かですが、他の方式と比べると、暖房においても効果が高い方式なのです。
そこで地熱ヒートポンプ冷暖房は、設置する地域については温暖から寒冷地域まで幅広く対応します。

地熱ヒートポンプ冷暖房が適しない地域は、地下水の深さが浅い地域です。
熱交換器を地中に埋めるために、埋める深さに地下水があると、温度が不安定な浅い地下水の影響を受けてしまいます。
浅い地下に硬く丈夫な岩盤があると設置しにくくなりますし、配管や空洞があると傷をつける危険もあります。
そこで数メートルの深さの地下に何かがある地域では、採用しにくい方式なのです。

地中数mの深さの熱を利用する地熱冷暖房は、冷房を中心に効果を発揮します。
比較的長い期間使用しても冷房効果が落ちにくいので、夏の暑い時期が長い地域に適した地熱冷暖房です。
日本の温暖な地域に向く、利用しやすい方式なのです。

地中の熱を利用する地熱冷暖房は、ヒートポンプ冷暖房と同様に地下水が浅い地域には適しません。
5m程の深さまでパイプを埋め込んだり、3m程の深さにチューブを埋め込むので、地下水が浅いとパイプやチューブが水没してしまう危険があります。
浅い地下に硬く丈夫な岩盤があるとパイプを埋めることが難しくなりますし、配管や空洞があると傷をつける危険もあります。
そこで数メートルの深さの地下に何かがある地域では、採用しにくい方式なのです。

地表の熱を利用する地熱冷暖房は、冷房を中心に効果を発揮します。
しかし長期間使用すると地面が温められ、冷房の効果が弱まってしまいます。

そこで夏の暑さが厳しく長期間続く地域にはあまり向かない方式なのです。
とはいえまったく効果が無いわけではないので、設置する地域よりも、設置コストの安さを優先する場合に向く方式といえるでしょう。

地表だけしか使わないので、地下水など地中にあるものには影響を受けません。
地表の熱を利用する地熱冷暖房は、設置のしやすさだけで考えると、ほとんど地域を選ばない方式なのです。

では地熱利用の住まいづくりについて、ちょっと詳しく見てみましょう。

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