太陽光発電の国による補助金
太陽光発電の装置を設置すると、設置した発電パネルの発電量に応じて補助金をもらうことが出来ます。
平成22年度の国による補助金は、1kW当たり7万円です。
太陽光発電に対する国の補助金の正式名称は 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 です。
一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)が窓口となっています。
太陽光発電に対する補助金の募集期間は、平成22年度分では平成22年12月24日までに申し込みを行う必要があります。
予算を超える応募があった場合は、申込み期限より早く終了することもあります。
また平成23年1月31日までに電気を使用開始することも条件となるので、工事期間を踏まえて申込みを行う必要があります。
補助金の対象となる太陽光発電システムは、10kW未満の太陽光発電システムが対象で、システム価格:65万円/kW以下、さらに補助金対象機種であることが条件となります。
平成22年度では1kWあたり7万円なので、10kW=70万未満が補助金の最高額となります。
日本のメーカーによる住宅用太陽光発電システムなら、ほとんどの製品が適用となるはずです。
補助金を受ける為には、次のような流れとなります。
補助金申込書の提出
補助金申込受理決定の通知書が届いて、太陽光発電の工事着工
工事が完了して、住まいの電気を使用開始後1ヶ月以内に補助金交付申請書を提出
補助金の交付
ここで申込受理決定の通知書が届いてから、新築では7ヶ月以内、既存の住宅に設置する場合は4ヶ月以内に工事が完了することが条件となります。
この手続きについては、通常は工事を行う業者が代行してくれますから、流れを頭に入れておく程度で十分でしょう。
国による補助金は、国内のどこに設置しても、条件を満たしていれば受けることが出来ます。
さすがに電気が通じていないところは無理ですが、現実的にはどこの住まいに設置しても補助金を受けることが可能です。
4kWの太陽光発電システムを設置すれば、28万円の補助金を受けることができるのです。
では地方自治体による補助金について、ちょっと詳しくチェックしてみましょう。