チリウヒーター 2012 ソーラーシステムのメーカー
チリウヒーターは、ハイブリッドソーラーハウスと呼ばれる太陽熱で床暖房とお湯を作るソーラーシステムと、お湯を作るソーラーシステムを作っています。
独自のハイブリッドソーラーハウスについては、協会を作って全国の工務店を紹介しています。
チリウヒーターのハイブリッドソーラーハウスは、屋根に設置した集熱板で太陽熱を集め、不凍液を温めて熱を床下に蓄えます。
その熱を蓄えて床暖房として利用します。
途中に補助ボイラーを挟むことで、安定した床暖房を確保します。
また熱が余った場合には、お湯を作って貯湯し、太陽熱温水器としても利用します。
太陽熱で不凍液を温める、アクティブソーラーシステムといえます。
大きなポイントは、集めた太陽熱を床暖房とお湯の両方に利用できるところです。
夏はお湯を中心に、冬は床暖房を中心に太陽熱を活用できます。
チリウヒーターには、お湯を作るソーラーシステムもあります。
不凍液を利用するタイプで、ハイブリッドソーラーシステムのお湯を作る部分だけを取り出したような状態ともいえます。
貯湯タンクは300Lの1種類、集熱パネルは2㎡の大きさのパネルを必要数だけ組み合わせます。
貯湯タンクは地上に置き、集熱パネルだけを屋根に設置するので、屋根への負担が軽くなります。
設置コストはかなり高くなりますが、凍りにくく、貯湯槽の容量も大きめなので使い勝手が広がります。
お湯を作れない雨の日でも、前日の残り湯が使える場合があるのです。
チリウヒーターは、集めた太陽熱を床暖房として活用できるところが大きなポイントです。
冬は太陽熱を床暖房中心に活用、夏はお湯を作りことを中心に太陽熱を活用できます。
ソーラーシステムとしてお湯の活用できる幅を広げた、太陽熱を積極的に活用できるメーカーなのです。
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