矢崎総業 2012 ソーラーシステムのメーカー
矢崎総業は、お湯を作るソーラーシステムを作っているメーカーです。
集熱パネルと貯湯槽を組み合わせた太陽熱温水器ともいえますが、お湯を作る単独のソーラーシステムと補助給湯器一体型のソーラーシステムをラインアップしているところがポイントです。
矢崎総業のソーラーシステムは、不凍液を使用する太陽熱温水器の原理を採用しています。
屋根には集熱パネルだけを設置して、不凍液を循環させることで貯湯槽に熱を取り込みお湯を蓄えます。
ポイントはガス給湯器やエコキュートなど、補助給湯器と一体化した貯湯槽のタイプと、お湯を作る専用のソーラーシステムをラインナップしているところが特徴です。
ガス給湯器内臓タイプのソーラーシステムはエコソーラーⅠ、貯湯槽の容量は少な目の１種類です。
集熱パネルには２サイズあり、集熱器の仕様が異なるタイプも含めて３種類のラインナップです。
エコキュート内臓タイプのソーラーシステムは、貯湯槽が４２０Ｌ。
集熱パネルには２つのサイズがあり、３㎡から６．８㎡の間で組み合わせて使用します。
天候予測機能と給湯使用量学習機能を備えた製品で、最新トレンドを取り入れている製品です。
お湯を作る専用のソーラーシステムは、単独使用が前提のあっちっちシリーズと、給湯器と接続可能なタイプのエコソーラーⅡに分かれます。
どちらも不凍液を使用する強制循環式のスタンダードな製品です。
不凍液を使用するので、クリーンで寒冷地にも採用しやすいタイプといえるでしょう。
単独使用が前提のソーラーシステムあっちっちは、貯湯槽容量が３００Ｌで丸型と角型があります。
集熱パネルが３サイズのラインナップで、集熱面積が比較的大きく、たくさんのお湯を作ることが出来ます。
給湯器と接続可能なソーラーシステムエコソーラーⅡは、貯湯タンクは２００Ｌの１種類。
集熱パネルの広さは４種類ですが、１枚のパネルサイズの違いもあって、トータル６種類の豊富なラインアップです。
エコモニターと呼ばれるお湯の温度や節約量を知ることが出来る表示パネルもオプションで用意されています。
矢崎総業には、太陽光発電とソーラーシステムを一体化したハイブリッドソーラーシステムもあります。
パネルのサイズを揃えられるので、まとまりのあるデザインとなる利点があります。
矢崎総業のソーラーシステムは、専用タイプと補助給湯器と一体の貯湯槽の両方をラインアップしている点が特徴です。
さらに太陽光発電と組み合わせるシステムもあります。
必要に応じてソーラーシステムのタイプを選べるので、あらゆる住まいに採用しやすいソーラーシステムなのです。
| ソーラーシステムの内容 | その他 |
|---|---|
| ソーラーシステム（給湯） | 専用タイプ、補助給湯器と一体型 全国 |
