ニッコー 2013 風力発電システムのメーカー
風力発電システムのメーカーであるニッコーは、プロペラ型の羽根を使った風力発電システムを作っています。
小型の製品は5枚羽根の個性的なタイプで、プロペラ式としては比較的弱めの風でも発電量を確保しています。
ニッコーの風力発電システムには、独立電源タイプと系統連係タイプがあります。
独立電源タイプは風力発電で発電した電気をバッテリーに蓄え、蓄えた電気を家庭で使える100Vの電気に変換して利用するシステムです。
ソーラー発電を併設するシステムが基本となります。
系統連係タイプは太陽光発電を併用するシステムが標準で、余った電気は売電できます。
風力発電と太陽光発電で作った電気を、パワーコンディショナーで家庭で使える電気に変換します。
ちょうど太陽光発電システムに風力発電機を追加した形となります。
小型の風力発電機NWG−200は5枚羽根、風車の直径が950mmとコンパクトです。
発電量は定格で62W、最大200w/sです。
8m/sの風速で定格の62Wを発生し、使いやすい風力発電機といえそうです。
独立電源タイプのシステムに使用します。
定格出力1000Wの風力発電機NWG−1Kは、風車の直径が2000mmと住宅用の標準サイズです。
スタンダードな3枚羽根で、定格風速が12m/sです。
風速8m/sで500Wの発電が可能なので、かなり効果が高い風力発電といえるでしょう。
ニッコーの製品では、1000Wの本格的な家庭用風力発電システムがお勧めです。
バッテリーを使用せず、発電した電気を直接家庭で使える電気に変換して使用するので、効率が高くバッテリーのメンテナンスが不要になります。
また余った電気は売電が可能なので、無駄もなくなります。
ニッコーには、より大きな風力発電機もありますが、広い設置場所が必要ですし、羽根が回ることによる騒音や振動が気になりそうです。
逆に小さな風力発電機は発電量が少なめなので、本格的に電気を使用するには若干力不足を感じる場合もありそうです。
その為太陽光発電やバッテリーを併用して、より多くの安定した電気として使用することが基本となります。
そこで一般的な家庭では、1000Wのシステムが適切なバランスといえるでしょう。
日本メーカーの製品で日本の気候に合わせているので、メンテナンス費用を減らせるところも、大きな特徴の風力発電メーカーなのです。
風車の羽根の型式 | 定格発電量 | その他の特徴 |
---|---|---|
プロペラ型 | 62W、1000W | 太陽光発電・バッテリー併用 系統連係・売電可能 |