シンフォアテクノロジー 2013 風力発電システムのメーカー
風力発電システムのメーカーであるシンフォアテクノロジーは、そよ風くんと呼ばれる垂直型の羽根を使った風力発電システムを作っています。
スリムなデザインの羽根で、弱い風でも発電できるところが大きなポイントとなります。
シンフォアテクノロジーの風力発電システムには、太陽光発電を併用したポール一体型のV−Ⅱと、シンプルな紋次郎があります。
V−Ⅱは太陽光発電パネルを支柱に併設、コントロールボックスで家庭用電源に変換して、家庭用電源として使用できます。
定格出力が1070Wのタイプと、1840Wのタイプがあります。
さすがに1840Wのタイプは羽の直径が3.2mと大きいので、設置場所を選びそうです。
風速2m/sから発電開始、13m/sの風速で定格出力となります。
ただ14m/sの風速で、発電がカットアウトされてしまいます。
付属する太陽光発電パネルは、85Wが3枚です。
紋次郎は、比較的コンパクトな風力発電システムです。
バッテリー内臓で、100V出力や太陽電池はオプションになります。
定格出力が300Wで、風速2.5m/sから発電開始、12m/sの風速で定格出力となります。
ただ12.5m/sの風速で、発電がカットアウトされてしまいます。
家庭用の電源として利用するには、若干力不足とも言えそうです。
シンフォアテクノロジーの風力発電システムの特徴は、少し弱い風でも発電できるので、地域を選びにくいところです。
2.0m/sくらいの風でも発電が開始されるので、発電可能な時間が長くなります。
家庭用の風力発電としては、本格的なV−Ⅱがお勧めです。
風が弱い地域でも設置しやすくそこそこの発電量があるので、効果が実感しやすくなります。
ブルーの羽色やスッキリしたデザインも、特徴のひとつです。
風力発電機からコントローラーまで支柱に一体とされているところが、シンフォアテクノロジーの風力発電システムの特徴なのです。
風車の羽根の型式 | 定格発電量 | その他の特徴 |
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垂直軸型 | 300W−1840W | 太陽光発電一体型 バッテリー内蔵型 |