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アクティブとパッシブの違い

ソーラーシステム    太陽と自然活用のエコ住宅

 


ソーラーシステム



ソーラーシステムの概要


水式の仕組みと特徴


空気式の仕組みと特徴


アクティブとパッシブの違い


 

「太陽と自然活用のエコ住宅」では
太陽光や地熱などを利用する、
エコや省エネのポイントを紹介。

自然の力を上手に利用して、
快適な住まいの為に活用できる
情報を満載しています。

 

アクティブとパッシブの違い

ソーラーシステムには、アクティブソーラーとパッシブソーラーの2つの種類があります。
それぞれに特徴があるので、違いをチェックしてみましょう。

アクティブソーラーは、機械的な装置を使うことで太陽熱を利用するソーラーシステムです。
通常はポンプやファンなど、動力となる部分をソーラーシステム内で使用することで太陽熱を活用します。
ソーラーシステムを動かす為に、その他のエネルギーが必要となるシステムのことです。

外部のエネルギーを使用するので、停電の際には働かない場合もあります。
太陽電池を装備して、自立的に動作可能なアクティブソーラーシステムもありますが、夜間など太陽光がまったくない時間には働きません。

現実的には、住まいに使用される多くのソーラーシステムは、厳密に言えばアクティブソーラーです。
温水を利用する場合は、水の循環や加圧にポンプが必要です。
空気を利用する場合にも、ファンを使用することがほとんどなのです。

パッシブソーラーは、システムの全てを自然の力で動作するソーラーシステムです。
自然対流を利用する太陽熱温水器や、温めた空気をそのまま部屋の暖かさとして利用するサンルームなど、特別な動力無しに利用可能なシステムのことを示します。

動力にかかるエネルギーが必要ないので、より省エネルギーのシステムとなります。
しかしソーラーシステムの動作を自然の力に頼ることになるので、動作が不安定だったり、効果が薄くなりがちという弱点もあります。
温度などのコントロールも難しく、温水器以外では人の操作が欠かせないソーラーシステムともいえるでしょう。

OMソーラーなど、空気を利用するソーラーシステムでは、熱を取り入れる際に動力が必要ないのでパッシブソーラーと呼んでいる場合が多いようです。
確かにパッシブソーラーのほうが、よりエコロジーというイメージがあります。
しかし集めた熱はファンなどの動力を使って移動させているので、厳密に言えばアクティブソーラーなのです。

アクティブソーラーとパッシブソーラーは、機械装置が必要か否かという点が相違点です。
集めた熱をより効率よく利用する為には、アクティブソーラーシステムが有利です。
住まいに適切な温度を得る為には、コントロールする部分が無いと、使いにくくなってしまいます。
そこでアクティブ部分をコンパクトで省電力に抑えることが、ソーラーシステム活用のポイントといえるでしょう。

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