太陽と自然活用のエコ住宅、タイトル画像

ソーラーシステム設置のポイント

ソーラーシステム    太陽と自然活用のエコ住宅

 


ソーラーシステム



ソーラー選びのポイント


システムに適した地域は


システム設置のポイント


暖房方式の違いと特徴


 

「太陽と自然活用のエコ住宅」では
太陽光や地熱などを利用する、
エコや省エネのポイントを紹介。

自然の力を上手に利用して、
快適な住まいの為に活用できる
情報を満載しています。

 

ソーラーシステム設置のポイント

ソーラーシステムを住まいに導入する場合、空気式と水式では設置するポイントが大きく違ってきます。
そこで2つ各々について、設置するポイントをチェックしてみましょう。

まず空気式のソーラーシステムは、住まい本体と密接につながる作りとなります。
集熱部分では屋根面の集熱面だけでなく、小屋裏に空間を作ることがあります。
集熱する面積によってはかなり大きな空間になることもあるので、小屋裏スペースの作りが大きく違ってくるのです。

蓄熱部分は通常基礎のコンクリートを利用しますが、この部分をしっかり断熱する必要があります。
コンクリートから住まいの外部に熱がもれてしまうと、その分だけ暖房できる熱も逃げてしまいます。

さらに集熱部分と蓄熱部分をつなぐダクト(パイプ)が必要です。
小屋裏から基礎までつながるので、部屋の中で かなり目立つ場合もあります。

また、住まい全体の断熱性能を高くすることも必要です。
昼の間に蓄えた熱で1日中、住まい全体の暖房を行うことになります。
そこで住まいの断熱性能が悪いと、蓄えた熱がすぐに逃げてしまうので、1日の暖房が出来なくなってしまいます。
そうならないように、住まいの断熱や気密性能を上げることが必須なのです。

空気式のソーラーシステムは、住まいのつくりと密接に関係がある装置です。
住まいの計画に制限が出たり、設置費用も高くなりがちですが、住まい全体を暖房できる快適さは大きなポイントとなります。

水式のソーラーシステムは、設置のしやすさでは大きなアドバンテージがあります。
屋根面に設置する集熱パネルと、庭などに設置する貯湯槽の二つが設置できれば、後は不凍液やお湯や水の管をつなぐだけです。
設置コストの面でも、比較的リーズナブルと言えるでしょう。
太陽熱温水器には及びませんが、設置コストを光熱費の減少で回収しやすいので、経済的でもあります。

ただ床暖房を併用する場合は、床の工事が必要になったり、補助給湯器を床暖房対応の製品とする必要があります。

ソーラーシステムを住まいに設置する場合、集熱部分が効率よく熱を集められることが最も重要です。
南に向いた屋根面だけでなく、その傾きも大切です。
集熱部分の屋根の傾きについては、多少角度が違ってもロスが少ない製品もありますが、ベストにならないのは確かです。

一番太陽光をしっかり受けたい時期は冬です。
そこで集熱面を冬の昼頃の太陽高さに対して、直角に面するように屋根の向きや傾きを設定することが、ソーラーシステムを最大限に生かす設置のポイントなのです。

水式のソーラーシステムと空気式のソーラーシステムの暖房には、かなり大きな違いがあります。
その違いについて、しっかりチェックしてみましょう。

システムに適した地域は <<    ソーラーシステム設置のポイント    >> 暖房方式の違いと特徴


ページトップへ

太陽と自然活用のエコ住宅 アイコン
「太陽と自然活用のエコ住宅」へのリンクは自由で、連絡も必要ありません。友人知人にも、ご紹介ください。

太陽と自然活用のエコ住宅

 

copyright 2011-2016 kaNazu All Rights Reserved