ソーラーシステムへの融資制度
ソーラーシステムを設置する地域によっては、地方自治体によるローンの利子を補填してくれる場合があります。
利子の補充がある地域だと返済の負担が減るので、ソーラーシステムを より手軽に設置することが出来ます。
ソーラーシステムに対する利子の補充は、各地方自治体が行っています。
そこでソーラーシステムを設置する地域によって、制度の有無や内容が違ってくるのです。
ソーラーシステムに対する利子補充制度は、行っている地方自治体がかなり少なくなります。
その中で、神戸市が行っている利子補充の内容をみてみましょう。
適応されるのは、神戸市が指定する取扱金融機関を使ってソーラーシステムのローンを組んだ場合で、年1回支払った利子の2分の1が補給(100円以下は切り捨て)されます。
融資の限度額は300万円で、10年以内の返済期間に限られます。
金利は年3.8パーセントで固定、半額が補填されるので実質2パーセント以下となります。
ローンの元となる金利は高めです。
しかし実質2パーセント金利ならば、現在の住宅ローンの金利よりも低いので、十分利用価値があります。
ソーラーシステムを設置する際に、ローンを組む必要がある場合には地方自治体の利子補充制度は効果的です。
金利が低く抑えられるので、光熱費が減ることで機器の設置費用を回収するまでの期間を短くできます。
またソーラーシステムを設置するだけでも、銀行から融資を受けやすくなる効果もあります。
行っている地方自治体が少ないところがネックですが、設置数を増やす為には効果があるので、より多くの地方自治体でも採用して欲しい制度といえるでしょう。