風エネルギー活用いろいろ
自然では風が吹いています。
その力はかなり強く、風の強い時には歩きにくくなったり、飛ばされそうになることもあるほどです。
そんな風の力を上手く住まいに活用できれば、住まいで使用するエネルギーを減らすことが出来るのです。
住まいで風のエネルギーを活用する場合、大きく二つの利用方法があります。
ひとつは風力発電で、羽根で風を受けてモーターを廻すことで発電を行います。
モーターを廻すには電気が必要ですが、逆にモーターを廻せば電気が発生します。
風でモーターを廻すことが出来れば、電機を得ることが出来るのです。
風力発電を設置するには、かなりの費用がかかります。
大きな羽根付きのモーターを、高い場所に設置する必要があるので、かなりの設置費用が必要となります。
そこで風がいつも強めに吹いている地域が、設置に適した地域です。
もうひとつの方法は、風を住まいの通風や換気に活用することです。
風が吹く時間や向きは、地域や季節や天気などによって大きく変わります。
しかし通常は風の向きや強さは、ある程度決まっています。
その風を効果的に住まいに取り入れれば、部屋の暑さを取り除いたり、適度な換気を行うことが出来ます。
冷房や換気扇にかかる電気代を減らすことにつながるので、省エネルギーで環境にやさしい住まいとなります。
もちろん効果は少ないながら、光熱費を減らすことにもつながるのです。
実際に住まいに風力発電を設置したり、風を活用する住まいづくりには、大きな注意点があります。
2つの方法で風を活用する為の、大まかなポイントをチェックしてみましょう。
風を利用して発電する風力発電について、必要なシステムや概要を見てみましょう。