太陽と自然活用のエコ住宅、タイトル画像

風力発電の長所と短所

風力発電と風の活用    太陽と自然活用のエコ住宅

 


風力発電と風の活用



風力発電の長所と短所


プロペラ型と垂直型


風力発電は効果的?


風力発電の補助金


 

「太陽と自然活用のエコ住宅」では
太陽光や地熱などを利用する、
エコや省エネのポイントを紹介。

自然の力を上手に利用して、
快適な住まいの為に活用できる
情報を満載しています。

 

風力発電の長所と短所

自然の風の力で電気を作ることが出来る風力発電には、やはり長所と短所があります。
どんな特徴があるのか、チェックして見ましょう。

風力発電の長所は、一度設置すれば一定の風速以上の風が吹いている間は発電してくれるところです。
他にエネルギーを必要としないで発電できるので、停電などの際にも電気を使えます。

昼間しか発電できない太陽光発電と違って、風が吹いている時間はかなり長くなることが予想されます。
風の条件がよければ、1日中発電し続けることも出来ます。
夜間にも発電できるので発電している時間が長いところが、風力発電の大きな特徴なのです。

発電効率で考えても、風のエネルギーの1/3程を電気エネルギーとして取り出せるので、最大20パーセント程度の太陽光発電より効率が高くなります。
太陽熱温水器に比べるとエネルギーの利用効率は落ちますが、風力発電は効率よく電気を作り出すことが出来る点が大きなポイントなのです。

風が強いと、より多くの電気を作り出すことが出来ます。
定格発電量が200Wの風力発電機が、最大で400Wくらいの発電が可能な場合もあります。
発電部分に応じた最適な風が得られれば、予想を超える発電も可能なのです。

風力発電には、やはり短所もあります。
まず、羽根から生じる風切り音が気になる場合がある点です。
風が当たって羽根が廻るので、その際に風を切る音がどうしても発生します。
発電する羽根が住まいに近くなると、その音が気になる場合があるのです。

また羽根やモーターが廻るので、振動が発生します。
発電している(羽根が回っている)間は常に振動も発生するので、睡眠などゆっくりしているときには気になる場合もあります。
睡眠が浅くなったりして、人に影響を与える可能性もあるのです。

作られる電気の量が、かなり変わってしまうところも弱点のひとつです。
風の強さは時間によって変わりやすく、風が弱くなると発電できない時間も発生します。

夜間も発電するので、夜間に作った電気が余ってしまう場合も多くなります。
売電できるシステムであれば問題ないのですが、バッテリーに電気を貯めるシステムでは夜間の間に一杯になってしまうこともあります。

バッテリーを使う風力発電システムの場合、定期的なバッテリー交換が必要となります。
発電部分やコントロール部分と比べると、バッテリーの寿命は短いので、メンテナンスに費用がかかってしまうのです。
バッテリーの種類によっては、かなり高額となる場合もあります。

台風や落雷、鳥がぶつかることなどによる故障の危険性があるところも、弱点のひとつです。
予測が出来ないトラブルなので、思わぬマイナスとなってしまいます。

風力発電は、一日中発電が出来るという大きな特徴があります。
発電している時間が長いので、1年間全体の発電量で見ると太陽光発電よりも効果的な場合もあるのです。

しかし騒音の発生やバッテリーの寿命など、問題点も少なくありません。
また風の強さによって、発電量が大きく変わってしまうところも難しいところです。
そこで風力発電システムの特徴や弱点を踏まえた上で、選ぶことが重要となるのです。

風力発電を採用する場合、羽根の形状が大きなポイントとなります。
プロペラ型の羽根と垂直型の羽根の違いを知ることで、あなたの住まいや地域に適した羽根を選びましょう。

風力発電と風の活用 <<    風力発電の長所と短所    >> プロペラ型と垂直型


ページトップへ

太陽と自然活用のエコ住宅 アイコン
「太陽と自然活用のエコ住宅」へのリンクは自由で、連絡も必要ありません。友人知人にも、ご紹介ください。

太陽と自然活用のエコ住宅

 

copyright 2011-2016 kaNazu All Rights Reserved