ホンダソルテック 2012 太陽光発電システムのメーカー
太陽光発電システムのメーカーであるホンダソルテックは、CIGSと呼ばれる金属系の発電パネルを採用しているところがポイントです。
日陰に比較的強く、朝日や夕日などでも発電しやすいという特徴を持っているのです。
ホンダソルテックの発電パネルは、CIGSと呼ばれる銅、インジウム、ガリウム、セレンを使用した金属系の発電パネルです。
結晶型シリコン系の発電パネルと比べると、面積あたりの発電量は少なめですが、発電パネルの面積あたりのコストが安目となるという特徴があります。
また金属系なので耐久性が高いところも特徴といえるでしょう。
発電パネルには発電量に応じて3種類ありますが、サイズは全て同じ1種類です。
面積あたりの発電量が少なめで、発電パネルのサイズのバリエーションがないので、大きな屋根が必要な太陽光発電システムとなりそうです。
色が落ち着いたブラックなので、屋根にすんなり馴染むところも特徴といえるでしょう。
発電効率は不明ですが、発電パネルのコストが比較的安いので設置面積を増やすことで必要な発電量を確保するタイプです。
ホンダソルテックのパワーコンディショナーは、接続箱とは別になります。
全ての発電パネルを並列につなぐので、昇圧回路と呼ばれる電圧を調整する装置が不要なところも特徴といえるでしょう。
デザインはどちらもシンプルで目立たないものですが、パワーコンディショナーと接続箱はデザインやカラーが異なります。
パワーコンディショナーの容量は4.0kWタイプと5.5kWタイプの2種類です。
電力変換効率は93パーセントから94.5パーセントと、標準的かわずかに低めとなります。
またホンダソルテックの発電システムには10年保証が付き、自然災害や火災や盗難まで幅広くサポートするタイプです。
保証の範囲が広いので、より効果的な保証といえるでしょう。
発電状態をリアルタイムに確認できるカラーモニターは、ワイヤレスタイプです。
シンプルで安価なモノクロモニターもあります。
発電パネルの変換効率(最大の製品) | パワーコンディショナー容量 |
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不明(CIGS 金属系) | 4.0kW、5.5kW |